スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「カタカナ英語の法則」で日本人の限界を知る

「怖いくらい通じるカタカナ英語の法則」の著者である池谷裕二さんは、脳科学者です。
この本では、脳科学の立場から「日本人が英語を発音することの限界」を解説しています。

池谷さんによると

(ア)人間の脳が言葉を聞き分けるための脳回路は、9歳までに組み立てられる。この回路は、9歳以降はほとんど変化することはない。

(イ)脳は耳から入ってきた音を、すでにある脳回路でしか認識しない。
例えば、「La」と音が耳から入ってきても、普通の日本人の脳には「La」に反応する脳回路がない。しかたなく脳は、「ラ」に近い音として認識する。

(ウ)この原理があるため、9歳をすぎた日本人には「L」と「R」、「B」と「V」などを聞き分けることは不可能である。

(エ)聞き取れない音の発音を習得することは困難であるので、大人になってからネイティブ並みの発音を身に付けるのは殆ど無理である。実際、オノ・ヨーコさんとか小澤征爾さんとかの、英語が堪能で世界で活躍している日本人の英語も日本語なまりがいまだに残っている。

とのことです。

いかがですか皆さん。
英語の音を正確に聞き分けられないのは、勉強不足のせいではなくて脳回路のせいなんだということです。
「それなら仕方ないんじゃん」という感じですね。

ただ池谷さんの主張がユニークなのはそのあとの部分です。

(a)英語の音が聞き分けられない以上、正しい発音は難しいのでカタカナ英語でいこう。

(b)しかし、今までの英語のカタカナ表記は間違っている。それでは通じない。animalをアニマルと発音しても通じない。

(c)なるべく実際の発音に近いカタカナで表そう。animalは「エネモウ」と言わないといけない。

ここで特に大切なのは「一般に日本で広まっているカタカナ英語では通じない」という認識ですね。
この点を意識するだけで、英語の発音に対する姿勢が違ってくると思います。

とてもお勧めできる本です。例文をもう少し紹介しておきます。

「セイラーゲイン」 → Say it again.

「ワッシュライドゥ」 → What should I do?

「レンミーゲライストゥゴゥ」 → Let me get a slice to go.

「ジュマイデファイオペナドア」 → Do you mind if I open the door?

「アイウォズエイボラスウィム」 → I was able to swim.

「アイシュダヴ ボーラブレアンヌー コンピューロ」 → I should have bought a brand new computer.


■■ お勧めの本・教材 ■■

怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 (ブルーバックス)怖いくらい通じるカタカナ英語の法則 (ブルーバックス)
(2008/01/22)
池谷 裕二

商品詳細を見る


○ 英語に関する新書
○ 英語の基本を身につける本
○ 英文読解力を強化する本
○ 多読のためのお勧め本
○ お勧めの辞書
○ ビジネス英語の本

トップページへ>

テーマ : 英語学習記録
ジャンル : 学問・文化・芸術

コメントの投稿

非公開コメント

検索フォーム
メルマガの登録
聞き流し英語勉強法
プロフィール

高広 佳之

Author:高広 佳之
某金融機関に約30年勤務しています。お酒と映画と水泳が好きです。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
カウンター
管理人お勧めの教材
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。