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斎藤兆史「英語達人塾」で「長崎通詞」の勉強法を学ぶ

斎藤兆史さんの「英語達人塾」は、「過去の英語達人たちの英語勉強法を学ぶ」というコンセプトの本です。
著者の斎藤兆史さんは、以前にご紹介した「英語達人読本」の著者で東大教授でいらっしゃいます。

さて、この本を読むと「昔の日本人には、すごい人もいたもんだ」と素直に驚いてしまいますよ。

びっくりするようなエピソードが満載ですが、特に印象深いものをご紹介してみます。

まずは、第3章の「長崎通詞」の話には驚かされました。
鎖国時代の日本には、主にオランダ人や中国人との交渉事務を担当する「通詞」と呼ばれる人たちがいたそうです。だいたいは世襲制だったようですね。

この人たちの一部が幕末の時期に、主に国防上の理由から英語学習を命じられたそうですが、なんせ英語教材など何にもありません。
英語をオランダ語に訳した学術書などを使って勉強したようですが、それでも彼らの英語力はネイティブの人を驚かせるほど高かったとのことです。

実際、「幕末の英語担当通詞・森山栄之助は、彼がはじめて出会った英語の母語話者ラナルド・マクドナルドを驚嘆させるほど英語がうまく、黒船来航の際にも通訳として大活躍した」というエピソードが紹介されています。

「彼らはどんな方法でそんなに高い英語力を身につけたのか?」を知りたいですね。

「英語達人塾」によると、秘密は「素読」にあったということです。
これは漢文の素読と同じように、「意味や内容をあまり考えずに同じ文章を何度も音読する」ことです。
いわゆる「読書百選、意自ずから通ず」という原理ですね。

長崎通詞の家に生まれた子供は、5、6歳になるとオランダ語と英語の素読をやらされたそうです。
それが基礎となって極めて高い語学力が身についたということですね。

この本を読んだ時に、「素読というのは、国弘正雄さんが提唱される只管朗読とほぼ同じだ」と思いました。
英語の達人たちの勉強法には、やっぱり共通点が多いことが分かります。

英語に上達するための原理原則は、いつの時代でも変わらないということでしょうか。


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高広 佳之

Author:高広 佳之
某金融機関に約30年勤務しています。お酒と映画と水泳が好きです。

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