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マーク・ピーターセン「日本人の英語」を読んで目から鱗が落ちる

英文読解力をつけるために、「英文標準問題精講」と「CD付き 英語達人読本」をかなり徹底的に読んでいる間にも、気分転換を兼ねて英語に関する新書本を何冊か読みました。

その中でも最も印象的で、勉強になったのが、マーク・ピーターセンさんの「日本人の英語 (岩波新書)」です。

この本は、行方昭夫さんが「英文快読術 (岩波現代文庫)」で取り上げていらっしゃるので、前から気にはなっていたのですが、実際に読んでみると、まさに「目から鱗がぼろぼろと落ちる」という経験をしました。

特に冠詞に使い方に関しては、初めて聞く話ばかりです。
なかでも、最初のエピソードにまず度肝を抜かれます。

アメリカに留学している日本人の友人からの手紙に、次の文章が書かれていたそうです。

Last night, I ate a chicken in the backyard.

英語を正しく読むとこの文章から浮ぶ情景は、「夜がふけて暗くなってきた裏庭で、友だちが血と羽だらけの口元に微笑を浮かべながら、ふくらんだ腹を満足そうに撫でている」というものだそうです。

理由は上の文にaがついているためで、なぜそう読めてしまうのかが、この本を読むと良くわかります。
‘a chiken’と‘chiken’の違い、つまり英語での不定冠詞の意味合いを、これほど鮮明に教えてくれた本は初めてでした。


また日本人の感覚では、ある種適当に使って構わないように思えるtheについても詳しく説明しています。
英語の論理では日本人が良く使う「余分なthe」をみると、いらいらして「What!」と叫びたくなるなんてことも、この本で初めて知りました。

例えば、
 In Japan, even in the age of television people still seem to read the novels quite a lot.

という文のtheは余分で「What!」と叫びたくなるけれども、

 In Japan, even in the age of television people still seem to read the same kind of romantic novels that have been popular since late Meiji times.

と言う文は問題ないとのことです。
そして、なぜそうなのかが、この本を読むと納得できますよ。

「英語にとって冠詞の使い方がどれだけ重要か」が、本当に実感を持って良く分かる本です。


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高広 佳之

Author:高広 佳之
某金融機関に約30年勤務しています。お酒と映画と水泳が好きです。

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