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図書館での人間観察も面白い

図書館に通っているうちに、色んな人が来ていることが分かってきます。

なかには、朝の開館時間から夜の閉館までずっと図書館にいる人がいます。

私が気になった初老の女性もそういう風でした。
車輪のついた中型のショッピングバッグを持っていて、いつ行っても図書館の自習室にいます。

特に本を読むのでもなく、書き物をするわけでもなく、自分の席でじっとしています。
かといって外見はさっぱりしていますし、普通の人にしか見えません。

彼女は毎日閉館時間になると、ショッピングバッグを引きずって図書館を出て、おそらく最寄の駅に向かって歩いていくようでした。
そういう姿を見ると「この人はどんな生活を送っているのだろう」と気になりましたが、結局何も分かりません

他にも図書館には色んな人がいます。

まず路上生活者の方がいます。新聞や雑誌を読んだりしています。

それから、見るからに汚い格好の中年の男性が、原書を読んだりしています。
元は研究者か学者でしょうか?
良く分りません。

もちろん普通のサラリーマンやキャリアウーマンと思われる方もいます。
きりっとしたキャリアウーマン風の女性が、勉強しているのは何だか格好いいですね。
学生は時期によって増えたり減ったりするようです。

勉強に疲れた時には、周囲の人観察をするのも面白いですよ。


ところで、「図書館でゆっくりと時間を過ごす」というイメージで思い出すのは、村上春樹さんの「海辺のカフカ」ですね。

私は、日本語版で2回、英語版(“Kafka on the shore”)で1回半読みました。
(英語版の2回目は途中でストップしたままです。そのうちに読み終えようと思っています。)

日本語版が素晴らしいのはもちろんですが、英語版で読んでもこの本の魅力は変わりません。
やっぱり感動します。

この作品の重要な舞台である「甲村記念図書館」で、カフカ少年が初めて時間を過ごす部分の英訳は次の通りです。

 “I go into the high-ceilinged stacks and wander among the shelves, searching for a book that looks
intersting . Magnificent thick beams run across the ceiling of the room, and soft early-summer
sunlight is shining through the open window, the chatter of birds in the garden filtering in.
The books on the shelves in front of me, sure enough, are just as Oshima said, mainly books of
Japanese poetry. Tanka and haiku, essays on poetry, biographies of various poets. There are also a lot
of books on local history.”

奥行きがあって優雅な図書室の雰囲気が伝わってきますね。

なお、日本語の原文はこうなっています。念のために引用しておきます。

「僕は天井の高い広々とした書庫に入り、書架のあいだをまわって、興味をひきそうな本を探す。天井には太い立派な梁が何本かとおっている。窓からは初夏の日差しがさしこんでいる。窓のガラスは外に向かって開いていて、そこから庭にやってくる小鳥の声が聞こえる。手前の方の書架には、たしかに大島さんが言ったように、歌人や俳人の関係した本が多い。歌集や句集で、あるいは評論や伝記。郷土史の本もたくさんある。」

たまには、昼間から図書館で静かな時間を過ごすのもよいかも知れませんね。



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テーマ : 英語学習記録
ジャンル : 学問・文化・芸術

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高広 佳之

Author:高広 佳之
某金融機関に約30年勤務しています。お酒と映画と水泳が好きです。

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